質問いただきました!
いつも楽しくブログ拝見しています。
私は人付き合いが苦手で、人に会ったあと「あのとき変なこと言ってしまったんじゃないか、嫌われてしまったんじゃないか」と落ち込んでしまうことが多いです。どうしたら治りますか?
今回はこちらの質問に回答していきたいと思います。
結論:時が経てば治る!
気にしないようにするの、難しいと思います。
なのでもう諦めましょう!
歳取ればそのうち治ります!
以上、ありがとうございました!
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・・
・・・
悩んでるから質問したのに、諦めろなんてあんまりだ💢
そうですよね、すみません。
歳取れば自然と落ち込まなくなるとはいえ、早くなんとかしたいですよね。
解決法
結論から先に書いちゃいましょう。
頑張って図作ったぞ!えらい!
どうして不安になっちゃうんだろう?
人はわからないことがあると不安になります。
身の回りにある不安になるものを考えてみましょう。
例えばオバケ。
オバケがいるかいないかわからないとオバケが出るんじゃないか、出くわしたらどう対処していいか、
わからないから不安になりますね。
もうちょいわかりやすいとゴキブリ。
ゴキブリが部屋にいるのかどうかわからないと不安ですが、いるのが確定してしまえば駆逐してやるっ!!ってなりますよね。(もう1匹いるんじゃないかという不安はありますが)
老後でもお金でもそうですが、不安になるのは「わからないから」です。
逆に一歩間違えば死んでしまうようなスピードを出すジェットコースターに乗っても不安にならないのは、ジェットコースターという乗り物が安全だということをわかってるからですね。
例えばポケモンで、
このポケモンのタイプなんなんだ?
この技の威力は?タイプは?
どのタイプがどのタイプにこうかばつぐんなんだっけ?
こういうことがわかってないと、技出した後に「あの技選択で本当によかったのかな…?」と考えてしまい、不安がよぎります。
でも、技やタイプ相性のことをよくわかってると
「負けたけど、まぁタイプ相性悪かったし、こうかはいまひとつやけどワンチャンひるみに賭けた”いわなだれ”が最善手やしなぁ。運も味方につかんかったししゃーないわ、次の試合いこいこ」
と考えられるようになります。
不安になることを減らすには、自分のことをしっかり理解することが大切です。
どうして落ち込んじゃうんだろう?
それでは、落ち込んじゃうのはどういうときでしょう?
例えば、テストで得意な教科だから90点取れる!と思って挑んだけど、60点しか取れなかった!ってなると落ち込んじゃいますね。
でも苦手な教科で50点ぐらいしか取れんなと思って挑んだら60点だった!としても落ち込まない(むしろちょっと嬉しい)ですよね。
期待に応えられなかったとき、人は落ち込んでしまいます。
「自分自身に期待しすぎていて、それに応えきれない自分」にがっかりして落ち込んでしまうんですね。
大人になると落ち込みにくくなるのは、自分の力量がわかってくるからです。
若いうちはまだ「自分はもっとうまくできるんじゃないか?」と思っているので、過度な目標を立ててしまいますが、大人になると「自分はできてもこれぐらいやろ」とわかってくるので、無茶な目標は立てず、落ち込むことが減ってきます。
ポケモンでもそうなんですが、
ミュウツー vs ガオガエン 対面とかでミュウツーが負けても、熟練トレーナーは特に落ち込まないけど、キッズだと落ち込んじゃいます。
熟練トレーナーはミュウツーにも勝てない相手がいるのを知ってるから落ち込まないけど、キッズはミュウツーが全てのポケモンに勝てると思ってるので、落ち込んじゃうんですよね。
なので落ち込まないためには、自分にどれぐらい期待して良いのか、「適切な目標を立てること」が重要になります。
年を取ると不安も落ち込みもなくなっていく
人付き合いについての不安は若い人は多く持つんじゃないかと思います。
「あー変なこと言っちゃったかな?」
「私いつもそうだなぁ…なんで言っちゃうんだろう…」
「今度謝ろう。でもなんて謝ろうな…ご飯とかおごったほうがいいのかな…」
「許してくれなかったらどうしよう…うーんうーん…」
でも、年を重ねると自分のことがわかってくるので、諦めがついてきます。
「あー変なこと言っちゃったかな?」
「俺そんな器用なことできんしな。まいっか、次に活かそう」
「今度謝っとこ。飯奢ればなんとかなるやろ」
「それでダメやったなら仕方ないか。まぁやっちまったもんはしゃーないわ」
謝ったり、奢ったり、できることはするけど、それでもダメそうならいさぎよく諦める。
今までの経験から、自分のできることの範囲や、自分のやっちまいがちなことをよくわかっているから
同じ失敗・失言でも年を取ると特段落ち込んだりしなくなるんですね。
不安を解消する3つの方法
それでは自分のことを理解するにはどうすればいいか?
今回は自分を理解する方法を3つご紹介したいと思います。
過去の自分を振り返ってみる
過去の自分の行動や言動を振り返ってみましょう。
紙に書き出して見るのもいいと思います。
自分で自分のことをわかるというのは、意外と難しいです。
ポケモンの世界なら「様子を見る」で全部数値化されて見ることができますが、現実は残念ながらそうはいきません。なので推測していく必要があります。
例えばポケモンだと
「自分が何タイプかわからないけど、炎タイプには割と勝ってて、草タイプにはよく負けてる気がするなぁ」という傾向が見えてきたら「もしかしたら自分は水タイプなのかもしれない」と予想できますよね。
「自分はこういう相手はどうやら苦手らしい、でもこういう相手とは仲良くなりやすい」というのがわかって来ると、「自分はどういう人となら仲良くなりやすいか、自分はこういう人は苦手だな」というのがわかって、苦手な人とうまくいかなくても仕方ないな、で済ませられるようになってきます。
ちなみにこれ婚活でも使えます。
うまく行ったな、と思った人とうまく行かなかったな、と思った人を紙に書いて、うまく行ったなと思う人の共通点を探していくと、自分の狙うべき相手がわかってくるようになってきます。
まずは過去の自分を振り返ってみましょう。
人に聞いてみる
自分で思いつかない場合は人に聞いてみちゃいましょう。
「こういうことしゃったんだけどどう思われたかな?」という感じです。
話す相手は誰でも良いでしょう。
占い師とかでも良いかと思います。
えっ!?自分のことを聞くのに、そんな初対面の人でいいの!?
大丈夫です。むしろ占い師はかなり適任かと思います。
ここでは、話しをしている相手がどんなアドバイスをくれるか、というのは、そんなに重要ではなくて、話しているうちに自分がどういう人間なのかを自分が理解していくことが重要です。
話しているうちに自分のやったことをアウトプットして頭の中が整理できていくので、口に出して、文章に出していくことが大切です。
紙に書いて頭の中が整理できればいいですが、無理そうなら人に話して、口に出して、自分の頭を整理して行ってみましょう。
不安じゃなかった部分を考えてみる
人間、どうしても悪いところに目がいきがちです。
悪いところばかり注目していると落ち込んでしまいます。
なので良かったところに目を向けてみましょう。
ポケモンで言えば、まずは勝てた相手がどんなポケモンだったかを考えるような感じです。
小さなことからで大丈夫です。
- 今日は目を合わせられたぞ!
- 今日はあいさつできたぞ!
- 今日は失言もしちゃったかもだけど、自分から話しかけられたぞ!
- 内容はともかく会話のキャッチボールが3往復できた!
- 今日のはちょっと盛り上がった気がする!
- 失敗しちゃったけど、ヒントが得られたから次はいけそう!
コミュニケーションで100点取れなくてもいいんです。60点取れればひとまずOK!
多少変なこと言ってしまうのは仕方ない。人間だもの!
ポケモンでも3タテ(完勝)で勝たないといけないわけじゃないですよね。
圧倒的勝利は目指さなくていい。HPが1でも残ってりゃ勝ちなんです。なんなら判定勝ちでもいい。
たまに100点しか認めてくれない人もいますが、そういう人と付き合うのは大変なので最初から諦めちゃった方が無難です。こっちが疲れちゃうし。
自分の良いところに目を向けて、よかったところを次も実践してみましょう。
落ち込むのをやめるために
自分のことが理解できたら、次は落ち込むことを少なくしていきます。
今の自分よりちょこっとだけ高いところを目標にする
実現が難しそうな目標ではなく、実現が可能そうな目標。つまり今の自分よりちょこっとだけ高いところを目標にしましょう。
例えば、
前回は1分話せたから、次は2分を目標にしよう!とか
前回は伝えられなかったけど、今日はこれだけはなんとか伝えよう!とか
過去の自分に比べて、ちょこっとだけプラスした目標を立てましょう。
- しゃべった時間
- しゃべった人の数
- しゃべった相手の属性
- しゃべりた内容
などなど。人付き合いならこのあたりの指標を目標にするといいと思います。
自分から見て目標が高いなぁと思う人との付き合いは諦めちゃいましょう。
自分と釣り合ってない人と友達になるのは、友達になった後が結局辛くなりがちです。
自分は友達1人しかいないのに、友達100人ぐらいいそうな人と友達になっても、辛くなるだけです。
無理して相性の悪い人との仲を良くしようとしなくても大丈夫。生きてるうちに接することができる人の数なんて限られているので、相性良さそうな人を探してお友達になりましょう。
実は「適切な目標を立てる」というのは結構難しいです。こちらについてはまた別途記事にしたいと思います。
まとめ
今回は人に会ったあとに不安になって落ち込んでしまうのをなんとかしたい!に答えてみました。
人に会ったあと不安になってしまうのは、自分のことがまだよくわかってないからです。
そして、落ち込んでしまうのは、自分の期待に応えられなかったからです。
大人になっていくにつれて、自分のことがわかってくるので、そのうち不安にならなくなります。
不安になるのは成長の証拠!深く困ってるわけではないなら、あまり気にせず過ごしてみましょう。
不安をなくすためには、まず自分のことを理解しましょう。
自分のことを理解したいのであれば、以下の3つを行います。
- 過去の自分を振り返り、自分はこういう人間なのかな?と仮定する。
- いろんな人と接して、他人を通して自分を理解する。
- 悪かった部分を考えるのではなく、まずは良かった点に着目する。
自分のことを理解していれば、「相性が悪かったんだから、失敗しちゃっても仕方ないな」と考えることができるようになり、徐々に不安からも解放されていきます。
また、自分の自分への期待が高すぎると、自分がそれに応えられず、落ち込んでしまいます。
自分のことがわかったら、今の自分に合った目標を立て直しましょう。
前回のテストが30点だったなら、次のテストで目標にすべきは90点ではなく40点です。
自分自身をしっかり理解できてないと、実現困難な目標を立ててしまい、結果達成できず落ち込んでしまいます。これが悩みの原因です。
自分自身を理解し、コミュニケーションの目標を再設定しましょう。
適切な目標を立てて、良かったとこを振り返り、少しずつステップアップしていきましょう。
1発で成功しなくていいんです。
今30点なら、次は40点、40点取れたら次は50点、50点取れたら次は・・・と
少しずつレベルを上げていって、最終的に満足いく点が取れるようになればOKです。
人生は1度きりですが、チャンスは1度きりではありません。
「最強無敵!どんなポケモンにだって勝てるポケモン」がいないように、「最強無敵!どんな人とも仲良くなれる!」なんて人はいません。だから100点なんて取らなくてOK!
自分のことを理解し、自分と相性の良い人と仲良くなれるように、時間を使っていきましょう。
それでは、みなさまの人付き合いがうまくいきますように。