こんにちは。ナミキツネです。
今日はレビュー記事です。
赤ちゃんの泣き声を解析できるベッドライト「ainenne(アイネンネ)」をご紹介します。
360度ビュー。凹んでるのは撮影時にゆがんだもので、実物は歪んでいません。
隣のオロナミンCは大きさ比較用です(笑)
「ainenne」が解決してくれること
こういう人にぜひ使ってほしいです。
- 赤ちゃんを育てるのが初めて
- 夜泣きに困っている
- 夜のオムツ替えに困っている
機能紹介
全部で5つあります。
光目覚まし(自動点灯)
初めての子育て、多くのパパママは夜泣きに困っていると思います。
生まれたばかりの赤ちゃんは、太陽の存在も知らないし、地球が自転していることも知りません。
なので、赤ちゃんは昼夜というものがあることを知らないんです。
このainenneは赤ちゃんに「昼夜」を教える手助けをしてくれます。
どうやって教えるか?具体的には、「朝」を教えます。
朝、お母さんにカーテン開けられて「もう朝よ、起きなさい!」って言われた経験ありますよね?それをします。
このainenneを赤ちゃんの枕元に置いておくと、タイマーでセットした時間に自動的にライトが点灯します。
赤ちゃんの体内時計に「この時間になると眩しくなるんだ・・・!」と教え込むことで、この世には明るい時間帯と暗い時間帯があるんだな、というのを体で覚えてもらいます。
カーテン開ければいいじゃない、というのもごもっともなのですが、夜開けっ放しだと街灯がまぶしかったり、また夏季ですと5時ぐらいからもう明るかったりするので、ちょっと調整しにくかったりします。日の出の時間は1か月半で30分ぐらい変わりますからね。
赤ちゃんのうちは日の出/日の入り時間に関わらず決まった時間に明るくして体内時計を作っていきたいので、人工朝日じゃないですが、ainenneを使うことでより早く体内時計を作ってあげられて、赤ちゃんに夜泣きを早くやめてもらうことができます。
我が家では7時にセットしていました。
ちなみにこのライト、結構明るいです。
しかもパッ!といきなり全力で点灯します。
無音で急に部屋が明るくなるので、(私が)割とびっくりしてました。
せっかく明るさ段階調整できるので、10~15分ぐらいかけて徐々に明るくなっていくといいなぁと思いました。そのほうが日の出とともに明るくなる感じで、良いなぁと思ってます。
ベッドライト(ブルーライトカット)
夜中にオムツを変えたい!夜中に授乳したい!というときに点灯させるベッドライトです。
真っ暗だと見えないので、明かりをつけるのですが、普通の照明をつけると眩しすぎるんですよね。
せっかく昼夜を教えているのに、いきなり暗いと思ったら明るい!ってなると、赤ちゃんは混乱してしまいます。おむつ替えで目が覚めてしまっては、それはそれはまた寝かしつけに困ることになります。
一般的な照明にはブルーライトが含まれているのですが、ainenneのベッドライトは電球色の照明で、目が覚めてしまう効果のあるブルーライトがカットされています。
なので、赤ちゃんに「うおっ、まぶしっ!」とさせることなく、オムツを替えたり、ミルクをあげたりできます。
ちなみに、目覚ましの光と同じものを使っているのか、相当明るいです。
電球色なのでまぶしい!という感じではないですが、明るさが一番小さい段階でも6畳の部屋が全体的に照らされるほどの明るさがあります。
もうちょっと明るくないところまで段階があったらなぁと思いました。
泣き声解析
赤ちゃんが泣いている時、この泣き声分析ボタンをポチーと押すと泣き声分析してくれて、なんで泣いているのかを表示してくれるという機能です。
(これが試したくて私は買いました。)
こんな感じで、解析結果がパーセンテージで表示されます。だいたい5秒ぐらいで解析してくれます。
泣き声分析はアプリ含め色々試しましたが、ainenneはなかなか良い精度でした。相当研究されているんだと思います。
ainenneの泣き声解析の結果は次の5種類で表示されます。
- お腹が空いた
- 眠たい
- 不快
- 怒っている
- 遊んでほしい
使い勝手のほうですが、私が使っていた中では、ほとんどが「怒っている」でした。
体感ですが、割合はこんな感じ。
- 怒っている 6割
- 眠たい 2割
- 不快 1割
- お腹が空いた 1割
といった具合でした。「遊んでほしい」は見たことがなかったです。
これは私がちょっと過剰に期待してしまったこともありますが、冷静に考えると、赤ちゃん本人もなんで泣いているかがわかってないので、そもそも判断が難しいんですね。
例えばうちの子の場合、「なんかお腹の辺りがぐるぐるする!なんとかして!」と怒って泣きますが、
- ただうんちが詰まって泣いている
- おならを出したくてりきんでいる
- お腹が空いている
- ちょっとお腹マッサージしてほしい
- ちょっと寒い
と、対策はバラバラだったりします。
赤ちゃんはまだ自分の要求を泣き声で言語化できないことがほとんどなので、まぁ当然っちゃ当然ですね。
ただ、全然役に立たない、というわけではなく、親の不安を取り除けるという意味ではとてもよかったです。
不思議と、このスイッチを押すと赤ちゃんが泣きわめいていてもちょっと落ち着くんですよね。
例えば、「あ、泣いてるな、そろそろお腹が空いてきたのかな?」ポチー
とやったとき、「お腹が空いた」という結果が出てきたときとか、よっしゃ!となります。(笑)
自分の考えは間違ってなさそうだな~というのが感じられるだけでも十分意味があると思います。
そしておそらく何度かこの機能を使っているうちに、そのうちainenneなしでも赤ちゃんの泣き声を聞くとなんで泣いているかわかるようになってきます。そうなると泣き声分析はもう必要なくなってきます。こうなればあなたも新人パパママ卒業です!
やっぱり初めての育児でわからないことだらけなところに、推測とはいえ「回答」を提示してくれるツールというのは、なんだか一緒に子育てをしているような気持ちにもなり心強いです。
パパママなりたての人にはぜひおすすめしたいですね。
ホワイトノイズ出力
ボタンを押すとホワイトノイズが再生されます。
赤ちゃんがお腹にいるときに聞こえてくる音というのがホワイトノイズに近いと言われており、ホワイトノイズを聞くとお腹の中で聞いていた音と同じ音がするので安心するという効果を使った機能です。
実際、出産〜1ヶ月ぐらいまでは、ホワイトノイズはかなり重宝しました。赤ちゃんが泣き止んでくれることも多かったです。
赤ちゃんが泣いている時は、ぜひ積極的にホワイトノイズをかけてみてください。
また、ここからは個人的な感想ですが、赤ちゃんが落ち着く、というのもありますが、ホワイトノイズは親を落ち着かせるという効果もあると思います。
例えば電車の中でイヤホンで音楽聴く時、音量を上げますよね?
人間の耳って相対的に感じるようにできているので、環境音が大きいと、大きい音も不快に感じづらくなります。
赤ちゃんの泣き声も同じで、同じ大きさの赤ちゃんの泣き声でも、静かなところで聴くのと、ホワイトノイズの中で聴くとでは全然違い、ホワイトノイズの中での聞こえ方はだいぶ緩和されます。
赤ちゃんがうるさくて頭痛い~って困っている人は、ぜひホワイトノイズをかけてみてください。
赤ちゃんを落ち着かされるためだけでなく、自分の心を落ち着けるためにも、ぜひ使ってみてください。
睡眠記録
ainenneの上に睡眠記録ボタンがあります。これを押すと、連携アプリ「パパっと育児」に睡眠が記録されます。
記録できるのは3種類。「寝かしつけ開始」「寝る」「起きる」です。
せっかく機能があるので、睡眠の記録も取ろうかなと思っていましたが、知らないうちに寝てたり、静かに起きてたりするので、記録つける難しいな🤔と思って途中からつけるのをやめました。
ただ、ボタンを押すだけでネットに繋いで自動的に記録してくれるのはなかなか便利です。
今日は昼間よく起きてるなぁと思ったら、夜はある程度覚悟しないといけないかも。。。なんてこともわかるようになります。
赤ちゃんの日々の寝かしつけデータから推奨起床時間を算出してくれる機能もあるようです。私は使いませんでしたので、今回のレビューでは触れないことにします。
まとめ
今回は赤ちゃんの泣き声を解析できるベッドライト「ainenne」をご紹介しました。
まとめると、次の通りです。
よかった点
- タイマーで自動点灯する機能で夜泣きを早めにやめてもらえる。効果あり。
- 泣き声分析で、初心者パパママは安心できる。
- ホワイトノイズは大活躍。ボタン一つですぐ鳴らせるのが良い。
惜しい点
- 光目覚ましの自動点灯機能は徐々に明るくする方式がよかった。
- ベッドライト機能は、一番低い明るさでも、ちょっと明るすぎる。
- 睡眠記録のアプリはちょっといまいち。(ぴよログの方が使いやすい)
留意する点
- 赤ちゃん自身がなんで泣いてるかがわかってないので、完全に理解はできない。
- 泣き声はそのうちわかるようになってくる。
- 部屋を暗くするのは自分で忘れずにやらないといけない。
ainenneは購入とレンタルがあります。私はレンタルでした。
レンタルプランですと、ベビケアプラスというサービスも使えるようになります。
子育てについての疑問・質問に専門家が答えてくれるというサービスです。
私もいくつか参加させてもらって、勉強になる点も多かったので、初心者パパママさんにはおすすめしたいものとなっています。
それでは!みなさまの子育て生活が良いものになりますように!